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2006.05.30

同じ字なのに読みが違う

<読み方で意味が変わる熟語>

・大家
たいか(権威、家柄のいい家)
おおや(やぬし)

・仮名
かな(平かな、片かな)
かめい(仮につけた名前)

・活花
いけばな(華道のこと)
せいか(造花でなく生きた花のこと)

・市場
いちば(競り売りの場、お店の集まった場)
しじょう(マーケット)

・心中
しんちゅう(心の中)
しんじゅう(情死)

・大勢
たいせい(大きな流れ、動き)
おおぜい(人数が多い)


「大勢」と「市場」はわかっちゃいるけど迷わせる読みだ。

こういう熟語は掘り出せば まだまだあるのだろうか?

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2006.05.29

おっとりがたな

押っ取り刀---おっとりがたな
*
腰に刀を差す暇もないほど急いで、刀を手に取ったまま駆けつけるという意味
*

ゆったり構える様子を表す「おっとり」とは違うのだ。

私はすっかり勘違いしていて、苦労しらずのおバカなお代官をイメージしていた。

しかし今時 「押っ取り刀で駆けつけました」なんていう人います?

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2006.05.28

難読漢字

読みの難しい漢字を集めてみました。
でも小学校で学んでいるハズなんです。
恥をかく前に確認、確認!


愛想/あいそ 行脚/あんぎゃ 回向/えこう
音頭/おんど 合戦/かっせん 甲板/かんぱん
功徳/くどく 境内/けいだい 還俗/げんぞく
声色/こわいろ 権化/ごんげ 建立/こんりゅう
赤銅/しゃくどう 成就/じょうじゅ 精進/しょうじん
正札/しょうふだ 出納/すいとう 相好/そうごう
相殺/そうさい 大音声/だいおんじょう
内裏/だいり 読本/とくほん 凡例/はんれい
母音/ぼいん 発疹/ほっしん 謀反/むほん

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2006.05.27

羊から生まれた漢字

羊はいまでこそ家畜としてたくさん買われているが、
大昔はとても珍しい動物で貴重なものだったようだ。
それが漢字に残っている。

・羊 + 大 → 美
・羊 + 食 → 養
・羊 + 言 → 詳
・羊 + 示 → 祥 (しめすへん)つまり神

ヤギ(山羊)は字は似ているが羊とは別の動物ということだ。

ヤギは丈夫で飼育が楽で、餌代もかからず、
食料危機時代のホープみたいな話を聞いたことがあるが、
あまりヤギ農場が増えているようには思えない。

なぜに?

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2006.05.24

音読み 訓読み

どっちが音でどっちが訓が忘れてしまったので復習。

<音>
正確には「字音(じおん)」、漢字の発音を意味する。
中国語の発音をそのまま使ったもの。

<訓>
漢字が入ってくる前からあった日本語に、同じ意味の漢字に当てはめたもの。

例えば「筆」
「ヒツ、ヒチ」が音読み
「ふで」が訓読み

ほー、「音」は輸入品、「訓」は国産品ってことだ。

音読みが複数あるのは、輸入した時代で言葉が変化したため。

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2006.05.23

赤い色

色のイメージは人それぞれ。かなりの幅があるような気がする。
たとえば「赤」。
血液の「赤」から夕日の「赤」まで、あらゆるものを「赤い」一括りで形容しているかもしれない。

日本には以下のような赤の表現がある。

「紅」・・鮮紅色のような鮮やかな赤、あるいはピンクがかった赤
「朱」・・橙色に近い赤
「丹」・・白みの多い赤
「緋」・・濃い赤

「丹」は馴染みが無いが、牡丹の色からきているのだろう。

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2006.05.20

日本人は遺伝的に心配症

以前 TVで耳にしたことだが、本にも心配症遺伝子のことが書かれていた。

欧米人では10~20%なのに、日本人は98%がその遺伝子型を持っているといことだ。

なるほど! だから欧米人は無茶する人が多いのだ。

高層ビルや洞窟へフリーフォールする人や、切り立った雪の山頂からスノーボードで降りる人や、
命がけのスタントショーに挑戦する人、などなど 命知らずの挑戦者あまた。

確かに能力はすごいが、勇気あるというよりはブレーキが効かない人達なんだ。
キリギリス的な生活も、不安遺伝子がないせいなんだ。

納得。

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2006.05.18

はじめて

「初め」と「始め」は以前も取り上げたが、シンプルで明確な使い分けを見つけた。

初め---first
始め---start、beginning

こう理解したらスッキリ頭に入った。

“初めて出会ったのは去年の春、もう付き合い始めて1年になる”

なんて例文もバッチリ。


このブログは、何より自分のための辞書になっているなと最近思う。

調べて記録することで記憶に刻まれるだろうと思っていたが、
時々 忘れてこのブログを見直したりしている。
「千変万化」なんて何度も開いている。

拾い集めた言葉たちがどんな広がりを見せるか楽しみになってきた。

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2006.05.17

千紫万紅

千紫万紅---せんしばんこう
*
さまざまな花の色。また 色とりどりに咲く花。
*

初めて知った言葉だが、
「千の紫、万の紅」という表現がいい。

紫といえば すぐにラベンダーが思い浮かぶが、
昔から日本にあっただろうか?
一面に咲き乱れる紫や紅色の花って何?
皐月(さつき)、コスモス、・・・・思いつかない(苦笑)

赤や黄色でないところが日本的な色表現だ。

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2006.05.16

利き腕

「ききうで」の「利き」が思い浮かばなかった。

“応用が利く、機転が利く、顔が利く、学割が利く・・・”

日常的な言葉だが、私はほとんど漢字を使っていなかった・・。

同じ「きく」でも「効く」があてられるのは、

“効き目がある、宣伝が効く、暖房か効く、皮肉が効く”

話すのは普通にできるが、漢字を振り分けるのはちょっと考えてしまう。

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2006.05.15

猫も杓子も

猫も杓子も---ねこもしゃくしも

元は「禰子も釈子も」で、その意味は

・禰子(ねこ)
神官の長を神主(かんぬし)
神主の下の位を禰宜(ねぎ)
禰宜の子孫を禰子(ねこ)

・釈子(しゃくし)
お釈迦さまの弟子。
(お釈迦さまの教えを受け継ぐ者という意味)

つまり 日本では昔、宗教といえば仏教と神道の二系統だったので、
お釈迦さまの弟子も 神様の弟子も → だれもかれも。

それが字が難しいかったためか、
「禰子」→「猫」
「釈子」→「杓子」

いつのまにか文字が化けて、語源がまるでわからなくなってしまった。

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2006.05.13

絶対

「絶対」

絶対安静、絶対音感、絶対多数・・・
それでは「ぜったいぜつめい」は?

「絶体絶命」なのです。体が命なのです。
引っ掛け問題になりますね。

絶対××などの4文字漢字はお堅い言葉なのに、
おしゃべりの「ゼッタイ、ゼッタイ」はカタカナに聞こえる。
「ウソー」とか「チョー」と同じ並び。軽い

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お茶の子さいさい

無意識に「おちゃのこさいさい」って使っちゃってるけど、
「お茶の子」って何さ?

「お茶の子」とは、
お茶に添えて出されるお茶菓子のこと。
簡単に食べられることから簡単にできるたとえとなった。
(別説)
朝食の前に食べる「茶粥」のことを「お茶の子」と言う地方があり、
そこから「朝飯前」の意味になった。

「さいさい」は、はやし言葉。

「お茶の子さいさい」ってウキウキ感がある、楽しい言葉だ。

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2006.05.11

精魂

「精魂」と「精根」 どちらも力が入っている言葉だ。

・精魂を傾ける
・精根が尽き果てた

込めるのは精神と魂で、
尽きるのは精力と根気。

くれぐれも「精魂」が尽きないように!

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2006.05.10

漢字のTシャツ

「美豚」
「斜寝る」
「愚っ痴」
「得る牝」

これらは売られていたTシャツの背文字です。
シャネルはちょっと日本語としてきびしい。

漢字のTシャツはシンプルでデザイン的にもインパクトありますが、
これはね~。
私は着れない。

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2006.05.07

おんのじ

現状維持できれば「おんのじ」だと言った時、漢字が浮かびますか?

「おんのじ」は「御の字」です。

「御」の意味はありがたいこと。「御」を付けたいほどのもの。


最近はなんにでも「お」をつける傾向がありますが、いまだに私は「お受験」にはなじまない。

「お」をつけるよりも 言葉使いに気をつけたほうが品がいいと思う。

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2006.05.05

おいさき

「おいさき」って聞いた時、あなたはどう受け取りましたか?

「おいさき」には、漢字違いの言葉が2つあります。

「生い先」と「老い先」
(育ち行く先、将来)と(老人に残された生涯)

なんて皮肉な同音異義語でしょう。

私には子供がいないので、老い先ばかりが心配されます。トホ

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2006.05.03

直伝

直伝---じきでん
*
秘伝・奥義(おうぎ)などを師から直接に教え授けられること。
*

コーラ原液の製法は最高機密事項で、製法は2人しか知らないそうです。
彼らは同じ飛行機に乗ることを禁止され、
もし1人が死んだら、残された者が後任を選出し、
口述で製法を伝えることで綿々と秘密を守り続けている。

合理主義の国アメリカで、このデジタルな時代に
思い切りアナログでシンプルな機密保護対策は意外だった。

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