昔とった杵柄(きねづか)
「杵柄」(きねづか)とは
餅をつくときに使う杵の握る部分のことで、もともとは餅をつく腕前のことを指している。
昔はどの家でも年の暮れには自宅で餅をついた。
杵を握るのは一家の主の役割であった。
ところが隠居の身になっても、ひとだび杵を握れば熟練の腕前を発揮する人もいた。
そこからかつて身につけた技能がイザというときに役に立つことを「昔とった杵柄」
と呼ぶようになった。
幼い頃、親戚が集まって餅をついた記憶がある。
女子供は側で熱い餅を丸める作業。
アンコロ餅といって、小豆を入れる和菓子のようなお餅もあった。
いつの間にか臼が消え、電気餅つき器になり、
そのうち あまりお餅も食べなくなり、お店で買うようになった。
なんだか昔のことを思い出してしまった。
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